ちょうど秋のお彼岸ウィークです。今年は敬老の日と 中秋の名月が彼岸の入りの前日に重なり盆と正月がいっしょに来たような凄まじい忙しさです。^^
そんな中 本日 朝日新聞さんの殿が選んだ銘菓「武将を和ませた庶民の味」 コーナーに《とんど饅頭》が掲載されました。さすが220万部はすごい!!今 総務の女性達と電話対応で大忙しです。3,4日は覚悟しないといけません。^^感謝!
少し前に家庭画法が選ぶ諸国和菓子に《とんど饅頭》が選ばれたのがきっかけで今回掲載されることになったのですが、家庭画報に掲載されると必ず全国の百貨店やマスコミから問い合わせがございます。10月に入ってすぐに3社の取引先様から大口のご注文をいただきました。
《とんど饅頭》は関ヶ原の戦いの後 徳川家康の従兄弟にあたる福山の初代藩主水野勝成候が 1622年福山城を築城した際 虎屋の初代が献上したお菓子であり、福山の元祖のお饅頭です。以来 徳川15代に亘って愛された江戸街道銘菓として愛されてきました。
最近 マスコミや百貨店などはどうも本物そっくりシリーズをお好みのようですが、弊社を末永く支えてくれている《とんど饅頭》をこのように全国の皆さんに発信することができ本当にうれしく思います。
昔 お調子者の14代目当主(私の祖父)が《とんど饅頭早食い競争》を開催した模様を今 眺めていると思わず福山弁で 「じいさん ぼれー すげーのー」(おじいさん 本当に すごい)と叫んでしまいました。^^
 
私が入社当時《とんど饅頭》は会社全体の50%の売り上げを占めていました。業者さんやお客様から「とんどさん」って呼ばれる程 虎屋本舗=とんど饅頭だったんですよ。いつしか時が流れ、いろんな新商品が登場し、今では《とんど饅頭》の色は薄くなっていますが、大切に守っていきたい銘菓です。私がいうのもなんですが、弊社の商品の中でも3本の指に入る好きなお菓子です。これ以上素朴なお饅頭はないと言うほど素朴で実に味わい深い白小豆の入った玄人好みの焼き饅頭です。
今 少し落ち着いたので《とんど饅頭》と熱いお茶で一服しております。伝統の和菓子とモダンなお菓子・・・ そのバランスを取ることは本当に大変です。頭の中が混乱するような状態に陥るとでもいいましょうか、完全にセパレートされたものなのでミックスしたくてもすることができない,聖域のような状態を保たなければならない・・・・
何はともあれ《とんど饅頭》は決して一言では語ることのできない重みのある和菓子であり,創業の精神に改めて立ち返ることのできる虎屋のルーツなんだと,柄にもなく《とんど饅頭》を目の前にし、感謝の気持ちがこみあげてきました。
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