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ファッションプロデューサーのお話 ♪
2008/07/07
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私がプロデュースを手掛けるユナイティッドビーズ製のエルバシリーズの高上社長とは今年の1月にお会いしたばっかりなのですが、もう何十年もおつきあいをしているように感じます。先日取材に来られた某マスコミの方は2つの点を驚かれていました。ひとつは何で和菓子屋の社長がプロデュースをするのか? もうひとつは2人が出会いからまだ半年足らずしかたってないのに・・・ 何故? その謎は後ほど明確にいたします。
それにしても高上社長の器の大きさには感服いたします。普通、中核商品の企画をお菓子屋の私にすべて任せますか? 絶対あり得ません。 だから本当に有り難いです。
そろそろ謎解きに入ります。はじめてカミングアウトしますが、私はもともとファッション関係の仕事に従事し、ファッションプロデューサーの夢を捨てて虎屋を継ぎました。だから本当に幸せです。夢が実現したわけです。スイーツのプロデュースの仕事を2年前からスタートしましたが、よく考えるとファッション業界もスイーツ業界も都市開発、商業施設開発、そして虎屋もすべて私は企画から商品開発 ブランディング プロモーション マーケティングなどを創造的にプロデュースするという視点で仕事を行っているんだという事に気がつきました。 それと創造力やセンスといった独自の能力はどんな仕事でも応用できるという事を昔から感じていましたので、波長さえあえばすぐにアイデアが次から次へと溢れるようにでてきてエルバシリーズは実現いたしました。
しかし私の生業はあくまでもお菓子屋です。こちらが本業に違いはありません。まだまだお菓子屋として実現したい夢はたくさんあります。それじゃ何故色々と垣根を越えて行うのか?
それは先ほど少し説明した自分の夢という側面もありますが、やはり自分の創造力の革新ではないかと思います。創造力の革新という表現は少し違和感がありますが、今の自分にはそうとしか答えようがありません。自分の創造力を更に革新していく。洗練させ、拡げていく・・・・これが会社の風土となり、創造力という活力が生まれてくるような気がして止みません。
自分にとってこれらは挑戦である事に違いはありません。先代の父や先先代の祖父の商人道やチャレンジ精神は今でもしっかりと脳裏に焼き付いております。400年という節目を迎えるために、私は16代の当主の中で最もチャレンジした当主であったという証を今のスタッフや17代目にしっかりとみせて行きたいと思っております。
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