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先日ある会社から新商品の登録にお金がかかるという電話がありました。それを聞いた弊社の社員が全員・・・ 唖然!! 詳しく聞けば、それなりに理由があるのかも知れませんが、入口で却下!!
リーマンショック以降 食品スーパーや量販店で安売り合戦がまた過熱し始めました。
「薄利多売でお客様にご奉仕する」という大義名分はすばらしいのですが、景気が悪化して全体の消費が落ち込むので取りあえず、他社より安くしてこっちにお客様を引っ張り込もうという匂いがぷんぷんしてきます。
薄利多売とは、もともとは江戸時代の商人の精神のようなところから出発したものですが、私は、この言葉の響を聞くと、どうもあまり良いイメージを持ちません。
安かろう悪かろうまではいかないまでも、冒頭のような競争を匂わせるようなものや、何か販売する側の腹の中に悪どい事があるようなそんなイメージをいだいてしまいます。
バブル崩壊後、日本経済はデフレスパイラルに陥りました。経済学的にみて、デフレは経済を停滞させるという事であまり良くないという事ですが、エブリデー・ロー・プライスに代表されるように、こぞって安売り合戦が始まり、気が付けばマーケットの主たるエンジンとなってデフレを加速させたわけです。
さてそれでは本来の薄利多売の心は、・・・
有名な「布団の西川さん」の創業者西川甚五郎氏は、家訓として、たとえ品薄のときであっても余分の口銭を取るような商いを禁じていた。
祖父がよく言ってました。たとえ売り手市場でも、足元を見透かしたような商売をしてはならない。品質をしっかりと見定め、お客様に喜んでいただけるように安い価格で販売するように。
売る側が悔やむくらいの薄い口銭で我慢すること、「薄利多売」「薄利広商」が商人のなすべきこと、というのが江戸商人共通の認識であったようですね。
しかしいくらお客様のためだからと言って、業者をなかせてまで安売りをする会社がまだまだあるのには、正直残念でなりません。
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