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先週から山崎豊子さんの不毛地帯のドラマがスタートしたが、それを観ながら私は、今の民主党には、是非とも官僚との癒着による政治不信を払拭してほしいと強く思っている。
羽田空港のハブ化など国家戦略を感じさせる斬新な政策を打ち出し、大いに期待をしているのであるが、心配な事も結構ある。
その代表ともいえる亀井大臣のモラトリアム(支払猶予期間)騒動は、発言から月日が少し経ったが、最初は耳を疑ってしまった。その後どのような調整を行うのか興味があり、注目をしておったが、どうもこの政策の真意が、全く違うところにあるような気がしてならない。
一見 企業や、国民のためにという風にも見受けられるが、実はそうではない空気がぷんぷんと漂ってくるのである。小泉、竹中に対する逆襲という香りが・・
また「払えないんだから待ってやればいいんだよ」という精神論的な意味合いしか感じられない。逆襲の象徴である郵政事業の見直しを行うように、逆襲のついでに、法人税率引き下げ、金融マニュアル見直しなど抜本的に金融の見直しをすべきではないかと強く感じる。
また、憲法29条は「財産権はおかしてはならない」この条項に抵触することにもなる。合憲かどうかの議論も踏まなければならない。
さて、もしモラトリアムを実行したら貸付先は、デフォルト(債務不履行)と見なされ破綻懸念先になってしまう。ちなみに銀行には、このような場合、会計上、税金で引当金が計上され例えば、要注意先(赤字)には5%、要管理先には20−25%破綻懸念先には、なんと100%の引当金を積むことになる。
政府はこの間保証をするし、貸しはがし、貸し渋りは行わせないという事だが、
あくまでも銀行の判断に任せるのだから、地方銀行は確実に資金不足となり、結果的に悪い結果になる事は明らかである。また、海外の投資家は日本の経済に対し、相当な危機意識を抱くだろう。事実モラトリアム発言後に銀行株が売られ、値を下げている。マクロ経済にも大きな打撃を受けることは間違いない。
さて資本主義経済の原理は、国富論で有名アダムスミスが「神の見えざる手」と称し、市場にすべて任せれば自然と、需要と供給のバランスがとれ発展していく。つまり市場に権力が入ってきては駄目だと強く訴えている。歴史をみれば一目瞭然だ。・・・そこに亀の手^^という権力が入って来ようとしている。 原理原則という言葉があるが、私は原理は絶対に変えてはならない事。原則は時代とともに変えていけば良いと思っている。またほとんどの学識経験者達が反対しているだけに、この結末がどうなるのか? 気になって仕方がない。
それにしても、いつみても亀井さんはおちゃめな人だ。^^
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