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創業390年記念祝賀会を前に取材ラッシュにあっている。
やはり伝統の秘訣にみなさん興味をもって取材をされる。
私は、創業370年の年に入社、すぐに先代を亡くし、怒涛の10年を過ごし創業380年を迎えた。
そしてこの10年は商品開発に力を入れ、全国区の商品を次々に
世に出していった。
「伝統って革新の連続だ」。今なら簡単に答えることができるが、その渦の中にいると
伝統のプレッシャーに幾度となくつぶされそうになり、いつしか伝統と勝負をしているような時さえあったような気がする。
「まずは、伝統とは何かを知り、それを破る勇気があるかどうか…
次に破るものと守るものをしっかり分けて考えなければならない。
すべて破ったら実は伝統は壊れてしまう。この微妙な感覚こそが伝統を守る秘訣である。
全く違うお菓子なのに同じDNAを感じる・・・こういった感覚をお客様に感じていただけるかどうかこれが「大切な何かを守り、伝統を引き継いでいる」という事になるのであるのだ。
しかしたまには DNAの突然変異みたいなお菓子もできてしまう。
私の代を振り返ると、どうしてもそっくりスイーツは避けて通るわけにはいかない。
突然変異したとはいえしっかりと虎屋のDNAをもっているのは紛れも無い事実である。
インタビューで最後にそう結ぼうとしたら
記者の人に一言
「社長さんがDNAの突然変異で生まれてこられたのかもしれませんね」
「おおおお こいつなかなか言うねえ・・・」
しかしその通りだと納得してしまう私でした。
このセット今お中元ランキング1位 独走中です。^^
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