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私が伝えたかったもの PART1♪
2010/07/16
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連日の雨を心配していたのだが、奇跡的に昼から晴れ、天も我々の創業390周年祝賀会を祝福してくれたようだ。
会場に行くとすでに受付や金屏風とレッドカーペットがセッティングされていて、
一瞬身震いしてしまうほどの緊張を覚えた。すでに社員が30人ほど集まり準備やリハーサルなどをしている。
各店から販売員もぞくぞく集まり、ほぼ全員揃ったところでいつもの儀式を!!
「さあ今日はみんなの力で思い出に残る感動的な祝賀会にするぞ!!」
開始30分前からウエルカムドリンクとメディア出演などのDVDなどを上映し、和やかな雰囲気の中、ジャストタイムに会場の照明が落ち、この日のために製作した記念DVDの映像が流れ始めた。
場内はまだ 名刺交換や、歓喜の声でざわざわしている。
創業からの虎屋の歴史を振り返り、私の祖父の時代あたりから急に場内が静かになった。
実はこのあたりから相当やばくなってきた。めがしらが熱くなってきたのだ・・・
16代当主伝統との戦い、そっくりスイーツの誕生、天命との出会い 創業400年を目指して・・・・
「お菓子を通じて子供たちに伝えて行きたいことがある」の字幕とともに16代当主のロゴの入った後姿でデンディングを迎えた・・・
場内が明るくなり、司会者から開会のアナウンスが流れた。
まず最初に、虎屋本舗 16代当主 高田信吾より皆様にご挨拶を・・・
この瞬間会場のボルテージは上がり異様な空気を感じた。
当たり前の事だが、「今日は私が主役なんだ」と感じた。・・・・会場のすべての目が私をみている・・・
今まで経験したことのない言葉では言い表せない何かを感じた。
登壇し、マイクに向かうまでの時間は、緊張感も感じず、何故か雲の上を歩いているようだった。まるでその時間が、すごくゆっくりと流れ、スローモーションのように感じ、私は一言一言かみしめるように自分のスピーチを思いっきり楽しんでいた。
真にすべての方々から祝福をされているという気持ちになれたのと、自分は今人生で最も幸せだなあと感じる気持ちがシンクロしたような・・・
人生最高の挨拶を終え、場内から割れんばかりの拍手を浴びながら・・・
「私はこの瞬間に出会うために今まで頑張ってきたのだ」と改めて感じた。
続く
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