|
創業390年祝賀会が終わった後、弊社の年配の女性社員が、私に
「母が直筆で残してくれた言葉で自分の座右の銘としている」とその書をくれた。
ちょうどその週、人間道指導者育成会でもその言葉を学んだ。
また、たまたま衝動買いをした本にもその文章が紹介されていた。
不思議だが、何度見ても私はこの文字から金縛りにあったように逃げる事ができない。
これは間違いなく今の私に天から送られた言葉だと悟った。
人の一生は
重荷を負うて、遠き道を行くがごとし
急ぐべからず
不自由を、常と思えば不足なし
心に望みおこらば、困窮したる時を思い出すべし
堪忍は、無事長久の礎
怒りは、敵と思え
勝つことばかりを知って、負くることを知らざれば、
害、其の身に到る
己を責めて、人を責めるな
及ばざるは、過ぎたるに優れり
若い時に苦い経験を積んだ徳川家康ならではの言葉である。
「鳴かぬなら、鳴くまで待とう・・・」という家康の耐え忍ぶ精神力を鑑みることができる。
また戦いを嫌い平和的解決を望む姿勢、自我の欲望を抑え分を安んずる姿勢は、これから
400年を目指す私にとって何よりの言葉であると思う。
本当に有難いことだ。
人生はみんなそれぞれ重い荷物を背負って生きていかなければならないものだ。
しかも進みながら背負う荷物は何故か増えていく。
しかし道は遠い。決して近道なんてない。
だからその荷物の重さと長い道のりを焦らず楽しんで生きていけ。
今の私にはそんな風に聞こえてくる・・・・
16代当主敬白
|
|
|