【虎屋本舗16代当主独り言】人と出会う時は礼をもって接し、人から受けたご恩は石に刻む
HOME > 十六代当主の独り言2018 > 十六代当主の独り言2015 › 2015.04.06
「人と出会う時は礼をもって接し、人から受けたご恩は石に刻む」
2つの格言を自分流にひとつにした好きな格言だが、
人間社会において人というのは出会いと別れ、受けた恩とかけた情の中で生活し、
嫌な事も楽しい事も含めて人生なのがこの世というもの・
いつもながらたくさんの方々から頂戴したお誕生日のお祝いのお言葉や盛大な誕生日会に
心より感謝しております。
縁あってお付き合いをしている間柄は日常の行為としてごく一般的な事ですが
人類の歴史や世界の広さを考えると、今という時間軸、と場所軸が揃わなければ
この出会いも実は「有る事が難しい」のだと思います。
その軌跡のような出会いに、心より有難うございます!!
当年52歳の年になりました。不思議なもので年を重ねるたびに祝福していただく機会が増え
嬉しい反面戸惑っております。
そんな中 たくさんの方々に「おめでとうございます」という言葉を頂くと、
悪い癖で^^「何故おめでたいのか?」という疑問を抱いてしまいます。
人は普通に考えると「生きている」と考えがちです。
しかしそうではなく逆説的に「生かされている」と考えると、
見える景色も変わって来ます。まずすべてに対して感謝する気持ちがこみ上げてきて、
同時に使命感も沸々と芽生えてくるはずです。
その前提に立って「俺は今を生きている!」
という姿勢こそが今の自分の生き方に繋がっております!!
皆様方より頂戴した誕生日のお祝いメッセージ、本当にありがとうございました。感無量です。
人生52週目も「ロック」と「ファッション」と「哲学」の生き方で頑張ります。
虎屋本舗16代当主敬白