【虎屋本舗16代当主独り言】教育とは至高の社会保障か格差算出か
HOME > 十六代当主の独り言2018 > 十六代当主の独り言2015 › 2015.09.13
先日 福山市教育員会主催の講演会で講演した内容が地元経済紙BJに掲載されました。
「どんな話だったのか?」と色々な方々から聞かれますので、ちょっと要約します。
その前に掲載内容で「観光が大切だが、医療、教育も大切」と言う記載がなされてましたが、
実はこのようにお話をしました。
「とかく観光や商業施設などに目が行くがそれらは優先順位としては低い。
やはりその町に暮らす人にとって、何が大切か。それは教育と医療の充実だ」
と話したつもり。
なんだけど^^医療は言うまでもないが、教育について言えば、
僕がもし小さな子供がいて、転勤で福山に行くことになったら、
福山市の教育水準が低ければ単身赴任する! 本質的にその町に住みたいかどうかという話である。
いうまでもなく教育は最高の社会保障であると同時に格差も生まれる。
学校の先生はそういう視点も持ってほしいと!
それと企業の社会性という視点でお話ししたが、子供の教育や安全は、
地域は勿論、企業も含め協力するという姿勢は変わりはないが、
学校は決してそれが当たり前と思うのではなく、例えば被災地のボランティア活動や
地域の老人ホームや色々な行事でボランティア活動を行う事でウインウインの関係が築けるし、
子供達の助け合いの気持ちも芽生える。
それもこれからの学校の役割である!
そんな話を致しました。
16代当主敬白