【16代当主独り言】唯我経営論


私は色々な方々から一体どの顔が高田信吾なのかとよく言われる。

菓子屋の当主、芸術家、哲学者、ファッションクリエーター 音楽評論家

学校の講師 都市研究家、講演家、、、

実は自分にもよくわからない時がある。





しかし一つだけ言える事は色々な顔があるから、多面的な発想と思考で物事を

大局的に本質的に考えられるようになったと思う。

今年は経営の講演や大学の経営学部の非常任講師も務める事になり、

経営学をもう一度再構築しようと思っている。

私は経営には科学と芸術と哲学の3つの要素があると思っている。

敢えて無理のある例えをするならポーターとピカソとニーチェがもし会社経営をしたら?

科学とは方法論、哲学とは思考法、芸術とは表現方法とでも言おうか、

この3つを変幻自在に駆使し、理念や使命感を戦略に落とし込み、実行する。

経営とは想いを表現する芸術活動のようなもの・

その中でライバルや市場特性を考えながらいかに立ち振る舞うか。また財務でいう

お金のストックとフローをいかに計画的かつ効率的に活用するか。

ポーターとピカソとニーチェは西洋人だ。しかし私は東洋人。

科学と芸術と哲学に西洋的合理主義、そして東洋的人道主義が加わる。

経営は複雑だ。また経営は所詮人間が創りだしたものだ。

しかし宇宙の原理原則 この世の前提を正しく理解しなければ自然と反する。

そんな理論を展開しながら独自の経営論に挑戦しているところだ。

16代当主敬白
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