【16代当主独り言】もう一つの絶対負けられない戦い


追想ブログ

2005年のブログ

日本の国民の意識の低さ 政治家の能力の無さに嘆いていた頃に愚痴っぽく書いたブログ。

その時の心境がよくわかる。

現在の国民の意識は、もう政治家頼みではなく、自分たちでなんとかしようという流れに変わって来たと思う。

そしてそんな人達が日本の新しい流れを創造し始めてていると思う。

一方政治家はどうなのか・・・ まだまだ2流といった感じがする。

ある方がこんな事を言っていた。 経済を手に入れた国が目指すのは政治、その後 文化だと。

文化的エリートの国を目指すならまずは政治的エリートを手に入れないと駄目なのだ。

政治の世界にそろそろ創造的なセンスをもった若い人材が出てくる事を切に願う今日この頃です。





前から感じていたのですが、サッカーの試合になったら何故か国が一つにまとまるような気がします。

国をまとめるためには絶対的な宗教、あるいは独裁者、外圧などという説明を

本気でしている政治家のコメントを聞いたことがありますが、

これで国がまとまるという発想は余りにも・・・・。

サッカーのワールドカップ予選のコピーに「絶対に負けられない戦いが・・・」

というのがありますが、確かに絶対に負けられない戦いだから国民が熱くなって応援するのだと思います。

私もその一人ですが、絶対に負けられない戦いは実はもうひとつあるような気がします。


日本の景気は相変わらずといった感がしますし、政治家の方々も頑張って
おられるのでしょうが、足の引っ張り合いで一向に成果が現れないような気がします。

日本が抱える借金そして1秒単位で増えていく金利を見ていると気が遠くなるような

気がするのは私だけではないはずです。

先日 世界各国の格付の番組をしておりましたが、日本の格付けは更に下がっていました。

近い将来 破綻する可能性もあるという何とも恐ろしい現状に唖然としてしまいました。

先日ある有名企業の社長が日本経済を回復させる方法を熱く語っていました。

まるでだれも想像しないであろう大胆な発想でした。

逆境を乗り越えるためには大胆なアイデアと強いリーダシップが必要です。

しかし 国民が危機感をもって一つにまとまり絶対に負けられないゲームに

臨んでいくという精神が今最も大切なことだと感じた次第です。


16代当主敬白
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