【16代当主独り言】異業種交流というより格闘技


追想ブログ

僕の場合 先代が急死したのでやむなく若くして社長になった。

否応なく公職や経済界の会合に出ないといけない状況にあったが、最初は新鮮で面白かった。

しかしある時から非常に違和感を感じるようになった。

権力という見えない力をどうしても受け入れることができなかった。

今でもその考えに変わりはない。

時代の主役の交代を示唆している内容。権力から創造力へ。

まさに予想通りそういう時代に成って来た。

そういう経済界なら頑張ってもいいなあと今は感じている。

日々色々とビジネスの提案や人との出会いがあります。

これは今に始まった事ではありませんが、特に最近昔と違うことがあります。

同業者の方々や異業種の一風変わったユニークな方々とお会いする機会が増えたという事です。^^

若い時は異業種交流会とか財界のパーティに参加するのが大好きで暇を見つけては参加してました。

また何かの会を作るというのが好きで、色々とつくりました。





その中でも30歳の頃にいわゆる私より年下の20代のビジネスマン約20人と

「HPI」という勉強会をはじめたことがありました。

この会の目的は個人の高い潜在能力を引き出し育成し、

早い段階で経営者のレベルに到達されるというものでした。

幸いにもその時に勉強を教えていただいていたコンサルタントの先生が

ボランティアで協力くださり、毎回活気のある会運営が行われていました。

その中で4人ほど独立して会社を創業しました。

彼らはみんな個人差はありますが、とても勉強熱心でやる気もある・・・

ただ哀しい事に経営の勉強をする機会がなかったのですね。

経営の勉強は40歳からはじめても遅いですから・・・

20代で基礎を学び30代は実践で理論を検証していかなければなりません。

経営はただ闇雲に行うのではなくビジョンと戦略 戦術で引っ張っていくものですから、

わかって行わないとだめだという事を私は若いときから感じておりました。

私の場合20代からがむしゃらに勉強して社長としてのキャリアを

長く積むことが出来たのが非常に良かったと思います。

社長業は10年してやっとわかるものです。

付き合いの幅は年数を重ねるうちに増えていくものですが、

手に負えないので最小限に留めております。

しかし最近は財界の集まりにはほとんど出ることがなくなりました。

政治力や権力を中心とした集まりはどうも苦手です。^^

私はアンダーグラウンド いわゆる地下に潜んでいるすごい人達と日夜色々とビジネスや遊びをしております。

地下に潜んでいる人たちの野望やセンス、考え方には本当に目を見張るものがあります。

無論 オーバーグラウンドでもすばらしい人はたくさんいらっしゃいますが、

地下の人達はそのまま地下が住みやすいという人が以外にも多く^^ (私もその考えに賛成です)
 
気がつけば地下の人脈はものすごく増えてしまいました。

主役交代の時に実力で一気に地上に出ようぜ!みたいな感じの方ばっかりです。^^ 

職業は普通の仕事ですが、アーティスト クリエイター 作家 投資家 コンサルタント 

海外通 哲学者 アドベンチャー こういった肌を持った方が多く、

一般的には非常に変わった人達です。 

コラボで何かやろうとなると魂がぶつかり合い 2、3時間で一気にビジョン具体的なプランまで出来上がります。

アイデアとそれを応用 展開 発展させる能力の高さを肌で感じる事ができます。

単なる異業種交流会ではなく敢えて異業種格闘会って呼んでおります。^^

今日もこれからその集まりに行ってきます。

10日間 自分探しの旅にでるとしたら? 

こんなシュールな話ばっかりしてますよ。

賛同いただける方は是非門をたたいてくださいませ。


16代当主敬白
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