【16代当主独り言】時代をつくる誇りから良い会社に

懐かしい昔の新聞記事。

42歳の時のものだ。

見出しの「時代をつくる誇り・ヒット商品次々」の裏には「業界は俺が変えてやる!」

という強い思いがあった・・・・

たこ焼きにしか見えないシュークリームが発売され2年後

  このあたりから会社の知名度も上がり、次々とメディアに紹介され、

売上もうなぎのぼりだった。




しかし実はどこか違和感を感じていた。

時代は耐震・食品などの偽装問題で揺れる日本。

企業は法令順守、倫理観などを社会から問われた時代。...

ヒット商品は偶然生まれることがある。

またブラック企業でもそれは可能だ。

しかし良い会社は偶然生まれない。

経営理念や経営哲学に裏打ちされた、
企業活動の積み重ねが企業イメージや風土を作る。

企業の存続意義は勝ち負けではない。

お客様や地域,仕入先、従業員とともに皆で幸せになる共生社会を作ること。

その使命の上でヒット商品を作り続ける事ができれば持続可能な成長が実現できる。


過去を振り返り、売上や規模の成長より、精神的に成長した事が今の私の誇りである!!


     16代当主敬白
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