【16代当主独り言】厭離穢土欣求浄土



早いもので真田丸もそろそろ佳境に差し掛かってきました。

本当に一年経つのが早いですね。

ついに徳川家康との最期の大戦 大阪夏の陣が始まります。

ところで中盤から徳川家康が台頭し、しばしば徳川家康のシーンが登場しますが、

必ず旗に描かれた「厭離穢土欣求浄土」という文字が目に入ります。

私は昔から何が書いてあるのか?

ずっと思っていただけで全く調べることをしなかったし、

何度か人から聞いたことがあったのだが耳に入らなかったようだ。




厭離穢土欣求浄土 

おんりえどごんぐじょうど と読むようです。

どちらも仏教用語でして、「厭離穢土」は「穢(けが)れた国土を嫌う」という意味。

「欣求浄土」は「仏の世界を,心から喜んで願い求める」といった意味です。

それでは何故この言葉を大切にするようになったか?

かつて家康は桶狭間の戦いで織田信長と戦って首をはねられた今川義元の人質生活をしておりました。

この状況に絶望し、自殺しようとしますが、お寺の住職に止められます。

この時にその住職が言ったのが「厭離穢土欣求浄土」だそうな。

「戦国の世は、誰もが自己の欲望のために戦いをしているから、国土が穢れきっている。

その穢土(えど)を厭(いと)い離れ、永遠に平和な浄土をねがい求めるならば、

必ず仏の加護を得て事を成す」

黒田官兵衛のラストで家康が

「天下は一人の天下にあらず、天下ためのの天下でなければならない」

というシーンがありグッときました。

どうも真田丸の家康にはちょっとがっかりさせられることが多いですね。

やはり家康は狸ですね。(こう思っている時点で大河歴史マジックにどっぷり。。)


                                              16代当主敬白
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